シングルマザーは実家暮らしと賃貸どっちがおすすめ?メリットデメリット

2021年4月24日住まい

これからシングルマザーになるという人は、

実家に帰って親と同居する方がいいのか、

自立して賃貸住宅で子どもと暮らすのがいいのか迷いますよね。

 

私自身は夫と別居後すぐに実家に戻り、

1年間実家でお世話になりましたが、

現在は実家を出て、

実家から車で20~30分程度の団地に引っ越し、

子どもと3人で生活しています。

 

実家暮らしと賃貸暮らしの両方を経験した私が、

実家暮らしと賃貸暮らしのメリットデメリットをご紹介します。

世の中のシングルマザーの住まいは?

2017年にアットホームが実施した

「シングルマザーの住まいの実態調査」では、

親と同居しているシングルマザーが30.3%でした。

 

約7割のシングルマザーが、

ひとりで子どもを育てながら生活しているんですね。

 

実家暮らしのシングルマザーが意外に少なくて

びっくりしました。

 

実家暮らしと賃貸暮らし。

 

どちらにもメリットデメリットがありますから、

しっかりと把握したうえで、

自分ならどちらがいいのか考えてみてくださいね!

実家暮らしのメリット

実家暮らしの一番のメリットは

経済的に楽になることではないでしょうか。

 

生活費としていくらかは両親に支払うにしても、

家賃、光熱費、食費、日用品などを、

すべてひとりで支払うよりは圧倒的に安く抑えられます。

 

生活費の中で大きな割合を占める家賃がなくなるだけでも、

かなり助かりますよね。

 

経済的に余裕がでれば心にも余裕がでます。

 

家賃を支払っていると思って、

貯金にまわすこともできますし、

子どもが小さくて仕事時間が短く

収入が少なくてもなんとか生活が成り立ちます。

 

収入が少ないうちは、

実家に頼れるなら頼った方が、

子どもにとってもあなたにとってもいいと思います。

 

また実家だと大人の目が多いので、

育児の負担がかなり軽くなるし、

あなた自身が体調を崩したときは、特に助かります。

 

大人があなたひとりだと、

体調が悪くてもなかなかひとりでゆっくり休むこともむずかしいですが、

実家の親御さんがいれば

代わりに子どもに食事を作ってくれたり

お風呂に入れてくれたり、

お迎えをお願いできる場合もあるかと思います。

 

私も実家に住み始めてすぐのころ、

上の子のお迎えの時間に下の子が寝てしまっていた場合や

病気でぐったりしているときなんかは、

家にいる父に任せてひとりでお迎えにいけましたが、

今ひとりになって、

どちらかがお熱でぐったりして寝ていても、

お迎えの時間になれば起こして一緒に連れて行かないといけません。

 

かわいそうだなと思いますが、

今の自宅から幼稚園保育園まで往復で1時間はかかるので、

置いていくことはできません。

 

こんなとき実家なら助かったなと思います。

 

家事も分担できるならとても楽ですし、

子どもにとっても母親から叱られたときに

おじいちゃんおばあちゃんに逃げられるのは、

精神的にも安心できるんじゃないかと思います。

実家暮らしのデメリット

実家暮らしはメリットばかりではありません。

 

もし親御さんが働いていて収入があれば、

児童扶養手当がもらえなかったり

保育料が高額になる場合もあります。

 

児童扶養手当の受給額や保育料の算定は、

世帯での所得が関係してきます。

 

たとえあなた自身の収入が少なくても、

実家暮らしなら親御さんの収入も合算されるため、

児童扶養手当が減額されたり

親御さんの収入が多いともらえない可能性もあります。

 

保育料も前回の記事でもご紹介したように、

世帯所得によって決まるので、

高額になる可能性が高くなるのは大きなデメリットですね。

 

そして一番のデメリットは同居のストレスです。

 

これは親御さんとの関係性に大きく関わってきますが、

もし期待していたほど育児に協力的じゃなかったり、

家事分担がなく

ほとんどひとりでやらないといけないならどうでしょう。

 

実家暮らしのメリットはほとんどないばかりか、

家族が増える分家事負担は大きくなります。

 

私はここが一番ストレスでした。

 

家事は一応分担してましたが、

洗濯は父、買い物は母、洗濯物をたたむのは弟。

それ以外の家事はほぼ私でした。

 

洗濯も週に2~3日

父が出かける日や土日は私でしたしね。

 

食事作るのも洗い物も掃除もお風呂掃除も私。

 

弟も同居していたので、

大人4人分と子ども2人分の計6人分の食事を

毎日ひとりで作るのは大変でした。

 

手抜きしたら文句言われるしね。

 

子育ても協力的ではないくせにいちいち口だしてきたり、

私の場合は正直実家暮らしのメリットは

「経済的に楽」の一点だけでした。

 

一度家を出て、

家事に対する価値観や子育てに関する価値観が違えば、

親御さんとの関係性が良かったとしても、

やはりある程度は同居のストレスはあるかと思います。

賃貸住宅のメリット

実家を離れて賃貸で暮らすメリットは、

なんといっても精神的に自由になれることじゃないでしょうか。

 

私は夫と同居中も実家でも、

なにかあれば毎回文句やイヤミを言われてきましたから、

実家を出て自分のペースで家事をしても

誰にも文句を言われないことに

大きな解放感を喜びを感じました。

 

食事も自分や子どもが食べたいものを作ればいいし、

手抜きしたいときだって気兼ねなく手抜きできます。

 

自分のペースで仕事して

家事ができるのは本当に精神的に楽ですね。

 

また児童扶養手当や保育料は世帯年収で計算されるので、

援助を受けやすいのもメリットです。

賃貸暮らしのデメリット

賃貸暮らしのデメリットは、

やはりひとりで家事育児のすべてをこなしながら、

経済的にもだれに頼ることなく

自分ひとりの収入で生活しなければいけないところですね。

 

私も実家に生活費は入れていましたが、

実家暮らしの頃に比べて生活費は3倍は増えましたね。

 

圧倒的に家計を圧迫しているのが、家賃と車です。

 

実家にいる頃は実家の車を借りてましたが、

今はガソリン代も駐車場代も保険代も

すべて自分が支払わないといけません。

 

圧倒的に支出は増えましたから、

経済的には本当に実家は楽させてもらってたなと改めて思います。

 

あと家事は実家にいたころからほぼほぼ私がやっていたので、

そんなに辛くはありませんが、

そばに頼れる大人がいないのは精神的にかなりしんどいです。

 

ちょっとグチを言いたいんだけど

わざわざ電話するほどじゃない・・・とか。

 

例えば私の場合、

引っ越してすぐに買ったばかりの家電が不具合が続いて、

もういやーーー!!ってなってしまったんです。

 

家電のことやネット回線のことで

「これどうしたらいいんだろ?」ってときに、

わざわざ親に電話しても私もうまく説明できないし、

たぶん話しても親もわからないだろうと思って躊躇してました。

 

もし一緒に住んでたら

「これおかしいんやけど~も~どうしたらいいの~?」と軽く聞いて、

そこでおそらく

「見てもわからんわ」と言われるでしょうが、

このやりとりがあるだけでなんだか救われるような気がするんです。

 

誰かに聞いてもらえる。

近くに相談できる人がいる。

頼れる人がいるというだけで、

たとえ問題は解決しなくても精神的に安心できます。

 

軽くグチれるだけでも、

すっきりしたんじゃないかと思います。

 

賃貸でひとりで生活していくのは、

「これから誰にも頼らず

ひとりでやっていかないといけない」

というプレッシャーが重くのしかかってきて、

たまに精神的に追い詰められそうになります。

 

そういう意味で、

貸暮らしは精神的にきついなと改めて思いました。

実家を出る前は

「実家を出たんだから、もう親を頼らない!」

と決めてましたが、

これでは精神的にもたない!

甘えられるとこは甘えさせてもらおう!!

とさっさと切り替えました(笑)

結局実家と賃貸どっちがいいの?

これは正直親御さんとの関係性で

まったく変わってくるかと思います。

 

家事や育児に協力的で、あなたが仕事に専念できる状況なら、

経済的にも家事育児にしても助かるので、

実家暮らしがいいと思います。

 

しかし親御さんとの関係性があまり良くない場合は

かえって精神的に追い詰められる場合もあります。

 

親御さんも高齢で年金生活でお金がなく、

逆に親御さんを養っていかなければいけない場合は

かえって負担が増えてしまいますよね。

 

子どもの年齢でも大きく変わります。

 

子どもが小さいときは実家で大人の目が多い方が安心ですが、

ある程度大きくなって思春期になると

おじいちゃんおばあちゃんが口うるさかったり、

子どもが反抗的だったりすると、

子どもと親御さんの関係性がぎくしゃくする場合もあります。

 

親御さんとの関係が良好だからといって、

同居後ずっと良好とも限りません。

 

親御さんとしても、

これまで静かに暮らしていたのが、

いきなり娘が子どもを連れて帰ってきたことで、

生活はがらりと変わり家事や経済的な負担も大きくなります。

 

それまで良好だったとしても、

親御さんがストレスをためて辛く当たるようになったり、

文句を言われるようになったりして、

ほとんど協力をしてもらえなくなったということもありえます。

(私の場合もそんな感じかもしれません)

 

そんな場合は、

やはりお世話になっている親御さんに感謝の気持ちを伝え、

なるべく親御さんのストレスにならないように配慮すべきだと思いますよ。

 

実家暮らしと賃貸暮らしで迷っているなら、

収入が少なく子どもが小さい間は実家にお世話になって、

お金をしっかりためて子どもが大きくなってから、

家を出て賃貸に住むという方法がいいかもしれませんね。

 

私の場合、

今実家を離れて家事も育児もひとりでやるようになって、

やはり同居の頃にも、

親に助けられていたなと感じることもあります。

 

実家を出たんだしもう実家を頼らないと決めていましたが、

ときどきご飯食べに帰っておいでと言ってもらえて、

たまに甘えさせてもえるのがとっても助かります。

 

私にはこのくらいの距離感がちょうどいいなと思います。

 

やることが多くて時間が足りない!

眠くて死にそう!

だけどやらなきゃ!

ということはすでにあるし、

今後経済的に苦しくなるときもあるでしょうが、

私自身は今のところは大変だけど

引っ越して良かったなと思っています。

まとめ

シングルマザー離婚後どこに住むかは、

子どもの環境に大きく関わることなので

慎重に考えないといけません。

 

そもそもこんな風に、

実家か賃貸かで悩めること自体

ありがたいことですよね。

 

すでに実家がない、

親には頼れないというシングルマザーもいるでしょうし、

頼れる実家がないから

離婚できないという人もいるでしょう。

 

どちらにしても、

「実家で暮らす」という選択肢があるだけで、

とっても恵まれていてありがたいことだと忘れないでいたいですね。