厚生労働省の調べでは、ひとり親世帯の相対的貧困率は54.6%、つまりシングルマザーの2人にひとりは生活が苦しいと悩んでいることになります。

相対的貧困率とは、世帯の手取り収入を世帯人数で割って、一定基準に満たない収入の世帯の割合になります。

厚生労働省の計算上では半数ですが、実際には将来にお金の不安を抱えるシングルマザーは、もっと多いのではないでしょうか。

シングルマザーが貧困になるワケと、貧困から脱出して収入アップを目指すために必要なことをご紹介します。

シングルマザーの平均年収は?年収が低い理由はなに?

夫婦が離婚した場合、父親か母親のどちらかが子どもを引き取って養育することになりますが、ほとんどの場合母親が子どもを養育しています。

厚生労働省の調べだと、ひとり親世帯の85%がシングルマザーなんです。

厚生労働省の「平成28年度 ひとり親世帯調査結果」によると、シングルマザーの年収は平均243万円(父子家庭の平均年収は420万円)、子育て世帯の平均年収は683.2万円ですから、なんとシングルマザーの収入は約1/3程度しかないんです。

厚生労働省/ひとり親家庭等の現状について

母子家庭世帯の貧困が社会問題にもなっていますが、シングルマザーの収入が低い理由は安定した収入を得られていないことが大きな理由です。

シングルマザーの就業率は80.6%で非正規雇用が57.0%と、ほとんどのシングルマザーが非正規雇用というのが現状です。

ではなぜシングルマザーが非正規雇用が多いのかですが、子どもを持つ母親が働くとなると子どもの保育(幼稚園や保育園)が平日の昼間に限られることが多いため、母親は夜間や休日出勤が難しくなります。

平日も子どもが学校や学童保育などから帰る頃には家に帰らないといけないですし、未就園児なら保育所へお迎えもあって残業もそんなにはできないですよね。

保育園や幼稚園の預かり保育、学童保育も、早いところだとお迎えは17時18時、最大延長保育を使っても19時までというところが多いです。

3歳以下の子どもがいれば病気になることもしょっちゅうで、保育園から呼び出され早退や欠勤も増えてしまいます。

残業が少なく出張や休日出勤、夜勤がなく、突然の休みや早退にも応じてもらえる職場って、正社員ではなかなかないですよね。

母親もそれがわかっているから、子どもが小さいうちはあえて正社員を希望しない人が多いようです。

そうなると自然にパートや派遣社員などの非正規雇用を選び、収入の少なく貧困状態になりやすいのです。

シングルマザーは子どもが18歳になれば支援はなくなる

どうしても子どもとの時間を最優先にすると、働ける職種は限られ、残業が少なく比較的時間に融通が利きやすい事務職や販売職などでパートとして働く傾向にあります。

月にだいたい10万くらいあれば、児童扶養手当をもらいながら、なんとかカツカツながらも生活が成り立ちます。

しかし子どもが18歳になってしてしまえば、これまでもらっていた児童手当も児童扶養手当、さらに医療費や交通費の免除などの支援も受けられなくなります。

これまで手当や支援に頼ってきた人が、50歳60歳になって一人で生活できるだけの収入を得ることが難しく、生活保護に流れるケースも少なくありません。

子どもが18歳になり、成人して自立した後も、あなたの人生は続きます。

そのとききちんと生活費を稼いで自立できるように、今から準備が必要です。

収入アップのために何をすればいい?

本来ならシングルマザーだからこそ、子どもが小さいうちから正社員を目指すべきなんです。

しかし就労経験の乏しく時間の融通のきかないシングルマザーにとっては、現実的に正社員での雇用は難しいのが現状ですよね。

そこでシングルマザーが収入アップを目指すためにおすすめの2つのことをご紹介しますので、自分がやれそうなものを選んで、実践してみてくださいね!

高等職業訓練促進給付金で資格取得

母子家庭の自立の支援のひとつに、厚生労働省が自治体と協力して就労支援に取り組んでいます。

多くのシングルマザーは結婚や妊娠をきっかけに仕事をやめた人が多く、就業経験が乏しいことから家計をを支えるために資格取得を考えている人は多いです。

しかし資格取得のためのカリキュラムを受けている間の生活費の不安から、資格取得をあきらめる人も多いんです。

シングルマザーの資格取得のカリキュラムの間、生活費を支援してくれる制度です

各自治体によって支援内容や資格内容が異なりますので、お住まいの自治体や福祉事務所に問いあわせてみてくださいね。

自立支援教育訓練給付金

母子家庭の母(もしくは父子家庭の父)が、対象教育訓練を受講し修了した場合、経費の60%(12,001円以上20万円まで)が支給されます。

対象者

  • 母子家庭の母または父子家庭の父が対象で、20歳に満たない児童を扶養している人。
  • 児童扶養手当を受給している、もしくはそれと同等の所得水準である。
  • 就業経験、資格、技能の取得状況などから、該当する教育訓練が適職につくために必要であると認められること。

などの条件を満たしていれば、受けられます。

高等職業訓練促進給付金等事業

母子家庭の母(もしくは父子家庭の父)が資格取得のために1年以上養成機関で修行する場合の、修行期間中の生活のの負担を軽くするために高等職業訓練促進給付金が支給されます。

さらに入学時の負担を軽くするための高等職業訓練修了支援給付金が支給されます。

支給額と支給期間

≪高等職業訓練促進給付金≫
支給額・・・100,000円/月(市町村民税非課税世帯)
   ・・・ 75.000円/月(市町村民税課税世帯)

支給期間・・・修行期間の全期間(上限3年)

≪高等職業訓練修了支援給付金≫
支給額・・・50,000円(市町村民税非課税世帯)
   ・・・25,000円(市町村民税課税世帯)

支給期間・・・修了後に支給

対象となる資格は都道府県によって異なるので、各自治体に確認してみてくださいね。

よくある資格が看護師、保育士、介護福祉士、歯科衛生士、理学療法士などがあります。

どれも国家資格なので、将来的にも安定して仕事を続けることができる資格です。

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ネットビジネスをはじめる

ネットビジネスなら、パートをしながらでも始めることができ、子どもが寝てからや病気のときでも仕事をすることができます。

初期投資も少ないので、リスクがほとんどないのが大きなメリットです。

私の場合は、ネットビジネスと出会ったおかげで、シングルマザーとして生きる覚悟ができました。

きっとネットビジネスを知らなければ、ひとりで子どもを養える力はなく、離婚もできずにひたすら我慢の結婚生活を続けていたかもしれません。

ネットビジネスとの出会いが、私の人生を180度変えてくれたといっても過言ではありません。

1年もすればパート収入を上回るくらいの収入は稼げるようになるので、お金に不安を抱えるシングルマザーにはおすすめの収入アップの方法だと思いますよ!

ネットビジネスにもいろんな種類がありますから、自分に合った稼ぎかたを見つけて自分のペースで無理なく続けてもらいたいと思います。

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まとめ

収入が少なければ収入を増やすしかありませんが、家事も育児もすべてひとりでこなすシングルマザーがあまりにも仕事を増やしすぎると、体も壊しますしなにより子どもと過ごす時間がなくなってしまいます。

収入を増やすポイントは、

  1. 報酬単価を増やす
  2. 働く時間を増やす

この二つの方法しかありません。

報酬単価を増やすとは、パートなら時給が高い仕事を選ぶということ。

そして働く時間を増やすというのは、いくつも仕事を掛け持ちしたり、労働時間を増やすことですよね。

しかしこの方法は、独身や協力者がいる共働き世帯、実家暮らしなどならともかく、ひとりですべてをこなさないといけないシングルマザーにはむずかしいです。

在宅でできるネットビジネスなら、子どもを抱えていても仕事時間を増やすこともできますし、報酬単価を上げることも可能です。

ネットビジネスで成功するためには、正しい知識と継続することです。

最初はなかなか結果が出なくて挫折しかけることもあるかと思いますが、正しく実践し続けていれば必ず成果はでてきます。

子どものために、自立のために走り続けているシングルマザーだからこそ、時間もお金も自由になれるような働き方をして毎日笑顔で過ごしてもらいたいと思います。

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